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業界別対策記事
   
メーカー 編

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人気大企業も数多く存在するメーカー。
今回、メーカーから内定を獲得した23卒青学生へのインタビューを記事にしました。

メーカーを志望した理由・選考のポイントなどを聞いてみたので、志望している方の参考になれば幸いです!

​ 本記事の構成

メーカーとは

メーカーの仕組み

メーカーの動向

メーカー内定者インタビュー

      志望動機

      ー見ていた業種

      ーこれから挑戦したいこと

        ー選考のポイント

      ー失敗談

                  ーメッセージ

​メーカーとは

メーカーと聞くと理系の就職をイメージすることも多いと思います。しかし、実は文理を問わず活躍の機会があふれています!​​

インタビューへと進む前に、まずはメーカーを正しく理解しましょう!

アンカー 1

​基幹産業としてのメーカー

私たちの生活はたくさんのモノに囲まれています。衣類、スマートフォン、カバン、食品...などなど。このような「モノ」を生産する企業がメーカー(製造業)です。日本のGDPの2割を占める基幹産業であり、政府も「モノづくり日本」のさらなる振興を目指しています。

アンカー 2

​メーカーの仕組み

​メーカーの仕組み

メーカーの仕組み2.jpg

​◎職種もいろいろ!

 文系職

  営業、商品企画、マーケティング、生産管理、調達、経理、広報、法務、人事など

 ・理系職

​  研究開発、設計・開発、生産技術、品質管理、システムエンジニアなど

 

アンカー 3

メーカーの動向

Topic

・「IOT」の活用

​・グローバル化

「IOT」の活用
"Internet of Things" の略で「モノのインターネット化」とも呼ばれます。様々な製品に通信機能を持たせ、遠隔からの操作や位置情報などの情報の集約・活用に用いられています。これにより、製造されるまでの間のコスト削減を図るとともに、消費者に長期間にわたって継続的にサービスを提供することができる仕組みづくりが模索されています。

グローバル化
現代では、海外進出をする企業が増えているます。しかし、生産工場の海外展開が増える一方、本部機能を国内拠点に集約するなど、海外と国内の役割を明確化している企業も多く存在します。生産拠点を海外に移転することは、製造コストや輸送コストの削減だけでなく、自社の強みを生かして海外の市場を切り開く狙いがあるといえます。

アンカー 4

​メーカー内定者インタビュー

​森田真衣

アンカー 5

Q1. 

他に見ていた業界とメーカーの志望理由を教えてください。

さっそくですが、就活中見ていた業界と、最終的にメーカーを志望された理由を教えてください!

​ 他には公務員とインフラ業界を見ていました。ギリギリまで公務員の勉強に専念していた影響で、あまり民間を見る時間がありませんでした。

 その中でもメーカーを選んだ理由は、ものづくりへの憧れが大きかったと思います。ものづくりが盛んな場所で生まれ育ち、ものづくりが戦後の日本を支えてきたのだと勝手に誇りを持っていました(笑)。

 導入はそんな曖昧な理由でしたが、見ていくうちにメーカーが現在直面している課題を知りそれを解決した先には想像もできないような世界が待っていると思うようになりました。自分が携わった製品が世の中に出回るところものづくりが社会を変える瞬間がもしかしたら見られるのでは...と考えて志望しました。

ありがとうございました!
ものづくりが切り開く未来...確かに楽しみですね!

アンカー 6

Q2. 

具体的には何メーカーを見ていましたか?

一言でメーカーといっても、様々なメーカーがありますよね。どこを志望していたんですか?

 主に見ていたのは自動車メーカーでした。これは完全に地元柄です。自動車といっても皆さんが知ってるような日産やホンダ、マツダなどは完成車を作っているのですが、エンジンやシート、エアバックというように部品ごとに作っている会社もあって意外と数が多いんです。他にも電車の車輛メーカーや飛行機メーカー、家電メーカーを見ていました。こうやって考えてみると乗り物が多いですね(笑)。

 最終的には、職種や規模の理想があって家電メーカーに決めました。多くの人が身近に感じているもの、頻繁に利用するものを作ることに携わりたいという思いがありました。

​たくさんのメーカーがあるんですね。志望するときは、何を作りたいのか考える必要がありそうですね!

アンカー 7

Q3. 

入社後、どんなことに挑戦したいですか?

入社後どんなことに挑戦したいですか?ビジョンを教えてください。

まずは業務に必要な基礎知識をいち早く身に着けて、先輩方や会社の役に立てるようになりたいです。私はすでに部署が決まっているので、専門知識や言語は早いうちに攻略したいと思っています。また、常に人との関係を大事に取り組みたいと思います。面接で「人との関係を構築することは得意ですか?」や「人と議論するときに気を付けていることは何ですか?」という質問がよくあり、ただ技術があればいいということではなくビジネスの根底は人との付き合いにあるのだと学びました。5年、10年、15年が経ったら、そのようにして獲得する信頼を武器に自分も自分の周りにいる人も全員が成長できる環境づくりを目指していきたいです!

ありがとうございます!仕事をするうえで挑戦したいことは変わっていくと思いますが、常に大まかなビジョンを持つことは重要ですね!

アンカー 8

Q4. 

メーカーの選考で抑えておきたいポイントなどをお聞かせください。

メーカーを受けていたからこそ感じた、選考で抑えておきたいポイントなどをお聞かせください。

印象としては、あまり癖のある質問はなく、ありきたりな質問が多かったように思います。また何を作っているかにもよると思いますが、企業側も個性を前面に出すことを求めるというよりは、真面目さや人との対話を見ていたように思います。(特技でものまねと書いた知人はほとんど突っ込まれなかったようです...)その意味では、自己主張が苦手な人でも、人柄を存分に見てもらえるチャンスだと思います!対策としては、よくある質問に対する回答を固めることで十分だとは思いますが、よくある質問・よくある回答の中でどのように面接官の印象に残るかは課題だと思います。おすすめとしては、企業研究をする段階で、その企業が「提供する価値」のキーワードを考え、ESや面接で頻繁に使うことです。キーワードは誰も考えつかないようなものがいいです。そうすることでさりげなく、でもしっかりと面接官の印象に残ることができると思います!

​なるほど、いかに面接官の印象に残ることができるかは全員が直面する課題ですが、そんな方法があったとは...。

Q5. 

失敗談・やっておけばよかったことを教えてください。

就活中の失敗談や、やっておけばよかったと思うことを教えてください。

 一番の失敗は、メールの最後に「確認後、返信をお願いします。」と書かれていたのを見落として最終面接の日の朝に気が付いたことです。急いで返信しましたが、焦っていて万全の返信ができませんでした。結局その企業には内定を頂き、その企業に決まったので結果オーライといえばその通りですが、こんな小さなミスで内定を逃すことは本当にもったいないので企業からのメールは最後までしっかり確認することを強くおすすめします。

 もう一つ失敗を挙げると、業界研究に時間を割けなかったことです。私は3年の12月に民間にシフトしましたが、その時にはすでに周りは内定を持っていたり面接を数多くこなしていたりしてとても焦ったのを覚えています。焦った結果、身近な業界だけを深く調べて決めたということもあるので、様々な業界を知る時間を作るということは大切だと思います。世の中には想像しているよりももっとたくさんの職業があり、知っていくうちにやりたいことは変化するかもしれません。業界を絞った後でも、もう一度考え直してみるとまた違う角度から業界を見ることができるのではないでしょうか。熟考して出した答えであればあるほど、自信につながり、後悔も残らないと思います!よく自分と会話してみてください!

​確かに就活中はたくさんのメールが来るので、メール関係には注意が必要かもしれませんね。やらなきゃいけないことがたくさん出てきますが、時間配分は大切ですよね。

アンカー 9
アンカー 10

Q6. 

24卒のメーカー志望就活生に向けたメッセージをお願いします。

これで最後の質問です!
24卒のメーカー志望の就活生へのメッセージをいただけると嬉しいです!

 就活生全般にいえることですが、就活が本格化して忙しくなると、必要以上に焦って不安になったり、通過するかどうかに一喜一憂して疲れてしまうことがたくさんあると思います。そんな時は就活のことは一切考えない時間を作ってほしいです。趣味に没頭したり誰かと話したり...なんでもいいので一度逃げてまた戻ってくるといいと思います。そうしないと崩壊してしまう気がします。心を守ることを優先して頑張ってください!

 また「本音の軸」と「建前の軸」があると思いますが、「本音の軸」を忘れないでください。これを見失ってしまうと、内定を頂いた後に理想と現実がかけ離れてしまっていたということが起こり得ると思います。

​ 最後に、メーカーではじっくりと人柄を見られていると思います。組織の中で周りとうまくやっていけるのか、コツコツと努力できるかなど社交性や堅実さが大事になってきます。自己主張が得意でない人でも、ありのままを評価してくれるところだと思うので、ぜひチャレンジしてみてください!応援しています!!

貴重なお話を本当にありがとうございました!
メーカー志望の方達にとって何か得るものがあれば幸いです!

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