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就活対策記事

GD徹底解説

​By のぐっちゃん

はじめに

 みなさんグループディスカッション(以降GDとする)には参加しましたか?

夏のインターンも終わり、秋冬のインターンの選考が始まり、GD経験者が増えてきたのかと思います。

 

 ずばり!みなさんはGDの対策は出来ていますか???

実戦経験が大切とは言いますがそもそもGDの進め方や基礎情報を知っていて損はありません!!!

 

ということで!!

僕が今まで参加した約20回のGDでの経験からGDの解説をしていきたいと思います!!

目次

  1. GDとは

  2. GDってなんでやっているの?

  3. GDの種類

  4. 役割の種類

  5. GDの手順

1. GDとは

3~6名程度の学生が1つのテーマについて集団でディスカッションを行い、30分〜1時間程度で結論を導き出します。さらにその結論の発表までを行う選考です。ここでは話し合いで、どういう意見を出しているのか、人の意見をくみ取ることが出来ているのか、自分の意見を持っているのかなど、話し合いでの立ち回りを評価されます!

2. GDを行う目的

選考は基本的に1対1の面接が主であり、協調性をはじめとする【チームワーク】に関わる要素は測りにくいものです。こうした面接の欠点を補い、学生のチームワークをチェックできるのがグループディスカッション(GD)なのです。

3. GDの種類

①抽象型

 テーマに対して明確な答えや選択肢が決められておらず、チーム内で自由に議論を進めていくのが

 特徴です。

②課題解決型

 問題に対する解決策を考えるのが課題解決型の特徴です。

 時事問題がテーマになっていることも多いので注意が必要です。

③フェルミ推定型

 実際に調査するのが難しい値などを、いくつかの手がかりをもとに推理しながら概算を計算するお題を

 指します。

4. 役割の種類

グループディスカッション

Group Discussion

司会

司会の役割は議論を整理・活性化することです。チームでの議論がより盛り上がるような話の振り方や、まとめ方、話題の転換などを行っていきましょう。議論が盛り上がっても話が出来ていない人がいては、よい司会者として評価されることはありません。『○○さんの意見はこういう角度でいいですね!△△さんはどのように思いますか?』など話を振ることもしていきましょう。

 

意識する事としては

 ①発言者の意見にしっかりと相槌を打ちながら聞く

 ②全員が話をできるように、発言をしていない人に意見をふる

 ③議論が停滞しないように展開していく

等があげられます。

 

書記

議論をまとめ、議事録にまとめる役割です。初期のまとめ方次第で話し合いの整理がしやすくなるため、

責任の重い役割ではあります。GDでは最後に発表がつきものであるため、乱雑にまとめるのではなく、

発表することを意識しながらまとめていきましょう。

 

意識する事としては

 ①似た意見や対立する意見をわかりやすくまとめる

 ②プレゼンで発表しやすいように見られることを意識する

等があげられます。

 

タイムキーパー

議論の時間を管理する役割です。他の2つと比べて負担が少なく他の役職と兼任することも多々あります。なので、時間を管理し、その段階での議論に進行状況を把握したうえで、次の話題に移るべきなのか、次の話し合いの時間を減らしてでも今の話題を深堀するのかなどの提案を行い、議論に貢献していきましょう。

意識することは

 ①適宜話し合いの誘導をする

 ②時間を計るだけではなく、意見を出す

 ③1つの話題で盛り上がりすぎないように時間で区切る。

があげられると思います。

5. GDの手順

①時間配分・役割分担

司会者・書記・タイムキーパー、発表者の4つの役割を決めます。

まれに、役割を決めずにGDを進めることが求められる場合もあり、その場合は①は行いません。

 

②定義付け

お題を細分化して抽象的な言葉の意味づけを行いましょう。

この意味づけによって議論の方向性をチームで合わせます。

5wに沿って定義づけを行うことができれば基本的には十分だと思います。

③課題特定

グループワークの目的を設定し、話すべきテーマを決めます。

課題に対して適切な目的を決めて行いましょう。

『航空会社の売上を1,2倍にするためには何が必要か?』というテーマであった場合は、

売上を伸ばすところはチケットの売上なのか、お土産なのか、施設利用なのか、

ターゲットはファミリーなのかビジネスなのかなど、詳細を確認していきましょう。

 

 

④ブレスト

目的を達成するためにはどうすればいいか議論します。

アイデアについて発言した後は、その理由を説明しましょう。

②と③を基にテーマの答えとなる部分を具体的に話していき、様々な案を提案していきましょう。

 

 

⑤結論確定(まとめ)

自分の意見や他の人の意見をまとめ、最終的にグループとしての結論を出します。

④で出た具体案のうちどれをチームの意見とするかを決めましょう。

この際に意見が割れたとしても安易に多数決にしてはいけません。

話し合いで解決する能力がないとみなされます。

 

以上GDの解説でした!

また別の機会でより具体的な小技などを紹介できればと思いますので、他の記事もご参考ください!

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