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業界別対策記事

コンサル編

打合せ

就活生から高い人気を得ているコンサルティング業界。
高度な論理的思考力や幅広い知識、高年収など良いイメージを持っている学生も多いのではないでしょうか。

今回は、エンカレラジオ【業界特化理解:コンサル業界編】で行った「内定者Q&A」の内容を記事としてまとめました。

インタビューにはコンサル業界からの内定をもつ22卒の青学生が答えてくれています!

コンサル業界を志望する青学生はもちろん、他の業界を志望している就活生にも役立つ情報が盛りだくさんです。
 

◆コンサル業界とは

コンサル業界と一口に言っても、分類は多種多様にあるため一つずつしっかりと理解する必要があります。
内定者のインタビューに入る前に、まずはコンサルティング業界について正しく理解しましょう!

● コンサルティングファームの分類

・戦略系コンサルティングファーム

 経営のトップレベル(上層)の仕事を支援 

・総合系コンサルティングファーム
 あらゆるテーマで戦略~IT、上流から下流の実行まで幅広い領域を支援
 

・IT系コンサルティングファーム
 ITを活用した業務改革やシステム導入などの支援
 

・シンクタンク系ファーム
 大手金融機関が立ち上げたファームで、官公庁向けのリサーチやコンサルティングサービスを提供
 

・組織人事系コンサルティングファーム
 人事制度や育成・研修、採用など人事部門が抱える課題に特化した支援
 

・金融系コンサルティングファーム
 財務アドバイザリーやM&Aなどのコンサルティングサービスを提供
 

・国内独立系コンサルティングファーム
 日本で独自に発祥・進化を遂げ、主に中堅・中小企業を対象にコンサルティングサービスを提供

 

より分類をわかりやすくするために以下を参考にしてください。

● 得意なコンサルティング領域をもとに分類

まず、コンサルティングには、「戦略立案→業務改革・設計→システム開発・導入」という大きな流れがあり、

各コンサルティングファームはこの大きな流れの中に得意分野を持っています。

その得意分野をもとに分類したものが以下になります。

・戦略から実行までの全体を担う

 ⇒総合系コンサルティングファーム 

・上流:経営戦略部分を得意とする
 ⇒戦略系コンサルティングファーム
 

・上〜中流:人事制度、年金制度 等
 ⇒組織人事系コンサルティングファーム
 
・中〜下流:大手金融機関や大手企業等をバックに持つ
 ⇒シンクタンク系ファーム
 

・中〜下流:ITシステムの導入 等
 ⇒IT系コンサルティングファーム

◆内定者Q&A

​​​コンサル業界についての理解は深まりましたか?

さらに理解を深めるために、エンカレラジオ【業界特化理解:コンサル業界編】にておこなった「内定者Q&A」の内容をご覧ください!実際の提出していたガクチカの内容も大公開しています!!

コンサル業界の志望理由と他にはどの業界を受けていたか教えてください。

​Q1

●コンサルの志望理由
 ⅰ人に直接関わることがしたい(サービス業)
 ⅱ長期的に顧客に携わりたい(コンサルや人材)
 ⅲマイナスをプラスに変えたい(コンサルや人材)

●その他業界
 サービス、人材、旅行

 

コンサル業界の選考において重要視されることは何だと思いますか?

​Q2

<顧客に短期間でサービス提供する領域 = 戦略コンサル、外資コンサル 等

論理的思考力が必ず求めれらる


理由

戦略コンサル、外資コンサルは顧客に短期間でサービス提供する領域。そのため、他のコンサル領域よりも短期間で

結果を出す必要があり、論理がある前提でスピーディーにプロジェクトが進むから。

顧客に長期間でサービス提供する領域 = ITコンサル、中小企業向けコンサル 等>

選考企業との相性といった、人としての部分が重要視される

 

理由

長期間にわたって、顧客と良好な信頼関係を築いていく力が求められるため。
 

​Q3

​選考対策としてどんなことをしましたか?

○フェルミ推定・ケース問題対策

 ・「東大生が書いたシリーズ」を使用。

  → GDで自分が考えきれなかった観点を復習していた

 

○自己分析

 ・OB訪問の際、「自己分析に一貫性があるか」についてFBをもらっていた。

  → 他の企業・業界と比較した際に ”一貫性” がコンサル業界で一層重視されている実感があった

​Q4

​ガクチカと自己PRでは何を話していましたか?

ガクチカ

1.『世界遺産マイスターに合格したこと』(構成)

結論:世界遺産検定マイスターに合格したこと

契機:級が上がるにつれ最後までやり遂げたいという思い

課題: ①1200字の論文作成が必須 ②マイナーな試験で情報収集は独自で対策

施策:SNSですでに合格した方に声をかけ勉強会開催

効果:①客観的な情報を手に入れる②読み込んで知識を共有しあった

結果:最終的に世界遺産検定マイスターに合格することができた。

2.『塾講師のアルバイト』

個別指導塾での塾講師のアルバイトである。ここで私は、傾聴力の重要性を学んだ。当時、私の担当生徒に京都大学を志望する生徒が在籍していた。入塾当時の彼は、難問や不明な点について質問するのが苦手な性格で、誤答を放置してしまう課題があった。そこで私は、様々な誤答にまず共感や肯定から入ってコミュニケーションをとることで、失敗していい環境や何でも言える雰囲気をつくった。また、精神面でのケアも実施した。週に1度、悩み相談の時間を設けることで、どんなに小さな不安でも解消していくことを心がけた。そうすることで彼も、入塾当時と比べ躊躇せず自分から発言するようになった。結果として、京都大学には惜しくも0.8点足らず不合格となったが、第2志望の大学へ進学させることができた。


 

自己PR

『傾聴を通じて相手の立場を理解し共感する力』

私の強みは「傾聴を通じて相手の立場を理解し共感する力」である。私は塾でアルバイトリーダーを務めていた。自教室には以前から「講師のルールの不徹底さ」が課題として挙げられていた。リーダーという責任がある私は、何としてでも自分の代で解決したい強い思いがあった。そこで講師や社員の1人1人と話した結果、最大の原因として、講師間の交流の欠如が挙げられ、お互いに信頼感がないことが判明した。そこで私は、まず1人1人が気楽に働ける環境作りが必要と考え、長年変化していなかった係制度の改革、また講師同士に交流の機会を定期的に提供した。人間関係において時には反発もあったものの、私の必ず解決したいという思いが伝わり、無事お互いに信頼関係を構築することができた。そうすることで、教室全体の雰囲気が見違えるように変化した。その何でも言い合える雰囲気が生徒にも届いたのか、首都圏成績向上率で見事1位を獲得することとなった。

​Q5

最終的にその企業に決めた理由はなんですか?

①企業として「結果や売上よりも、顧客にどれだけインパクトを与えられるか」を重要視してたため

②「顧客の成功を支援するコンサルが、自分で事業を立ち上げできる」と言う言行一致の姿勢に魅力を感じた

③謙虚だけど各々譲れないこだわりを持っている社員さんが非常に多いと感じ、魅力的だったため

​Q6

​就活全体を通じてのアドバイスをお願いします!

○「土日のどちらかは息抜きをすること」

 就活の大半は平日に予定されると思うので、土日は何も予定を入れないのがおすすめです。

    気になる本や映画を見たり気の合う友達と土日だけでも就活のことは忘れてリフレッシュしてみてください。


 

○「自己分析を徹底すること」

 色んな言葉や人に出会うと、今まで気づかなかった自分を発見することができます。

   また、その自己分析を徹底することで就活全体に圧倒的な自信につながると思います。

内定者Q&Aは以上になります。

コンサルを志望する方をはじめ、就活生の皆さんにとって何か得るものがあれば幸いです。

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