
What did you work your hardest at you were a student?
就活対策記事
〜ガクチカの書き方講座〜
はじめに
ちょうど1年前の夏、就職活動を進め「よし!自己分析もしたし、インターンに申し込もう!!」と思い、
意気揚々としていた私は、ガクチカの書き方がわからず、応募に苦戦をしていました。
ちょうどサマーインターンの佳境である今「書きたい内容は決まったけど、どうやって書けばいいのかわからない!」
という1年前の私と同じような悩みを抱えた就活生は多いのではないかと思います。
そこで今回はガクチカの書き方や基本的な構図について解説していきたいと思います!
1. ガクチカを書く前に意識すること
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略です。このガクチカでは何か学生時代に成しえたことを書くため、行った結果が重視されるように思われますが決してそういうわけではなく、成果を得るためにどんな努力をしたかという「過程」が重視されます。
まず第一に、ガクチカは企業が就活生を知る最初の情報であるため、そこに記しているエピソードがその人の印象を決めます。たくさんの人と関わりから学んだ経験を話せば、コミュニケーション能力や社交性が評価され、何か新しいことに取り組んだ経験を話せば、挑戦心や発想力が評価されます。そのため面接官に伝えたい自分の印象を決めてから、ガクチカを書くようにしましょう。また成功体験しか書かれていないガクチカは、ただの自慢話になってしまいます。
また、何かに挑戦して成功し続ける話よりも失敗から学んだ経験や、挫折した経験などを踏まえた話のほうが、その後の面接において企業側も深堀しやすくなります。成功体験しか書かれていないガクチカを作らないようにしましょう。
まとめ
-
結果よりも過程を伝える。
-
面接官に伝えたい自分の印象を決め、それを踏まえたエピソードを書く。
-
成功体験だけではなく、失敗や挫折経験を含める。
2. ガクチカの基本的な構図
① 学生時代に行っていたことの概要や状況を端的に書く。
学生時代に力を入れたことを5W1Hを意識しながら簡潔に述べます。例えばアルバイトの活動を題材に選んだ場合は、どのようなバイトをしていたのか、そこでどんな役職で、何をしていたのかを簡潔に述べましょう。結論を冒頭で伝えることで、企業側はそのあとの話の内容が頭に入りやすくなります。何かで表彰されたことを書く場合も、「○○の活動において全国1位を勝ち得た経験です。」などと結論を冒頭で伝えるようにしましょう。
例)サークルの副代表として、活動をより充実したものにするために、
新たなイベントの企画と運営を行った経験です。
② そこで挑戦したことや直面した課題を書く。
まず、学生時代に打ち込んでいたことのなかで、自分が目標としていたことや、取りくむなかで生じた課題などについて伝えます。目標や課題はとりたてて特別なことである必要はなく、任せられた役割や任務があればそれについても詳しく述べましょう。
例)私の属する団体は80人と大きな規模であるため、頻繁に活動できず、メンバーの活動への満足度が
低いという課題がありました。私はその点に疑問を抱き、全員が楽しめるイベントを行いたいと考
えました。早速、幹部5人でイベントを企画し実行していましたが、盛り上がりに欠け、回を重ねる
ごとに参加人数が減っていきました。
③ ②で記した課題や挑戦に対してどのようなことを意識して取り組んだか書く
目標や課題を達成・解決するために取った具体的な行動について伝えましょう。企業に組織で活躍する自分をイメージしてもらうため、チームや組織において働きかけた経験を伝えていきましょう。この時記した目標と取り組みの結果に矛盾が生じないようにしましょう。
例)イベントの評価が下がっていく現状に危機を覚え、参加者にアンケートをとった所、満足している者
は60%しかおらず、参加者が費用や開催時間への不満を抱えている事に気がつきました。その後、参 加者のニーズを汲み取ったイベントの開催を意識し、幹部が中心となった企画運営の改善を行い、参 加者の思いを企画に反映できるようにしました。結果として、取り組みから3か月後にはイベントに
は常に9割のメンバーが参加するようになり、満足度も87%まで上げることが出来ました。
④ 以上の経験からの学びを書く。
自分が学生時代に打ち込んだことや、そのなかで取った具体的な行動の結果、どのようなことを得られたか、また周りにどのような影響を与えたのかについて伝えます。何を学んだのか、どう成長できたのかなど、自分の言葉で具体的に伝えるようにしましょう。
例)以上の経験から、自分のやりたいことと組織が求めていることが必ずしも一致するわけではなく、
何かを企画運営するときには、参加者のニーズを意識しながら行うことが大切であることを学びま
した。(この話はフィクションです)
これでガクチカの書き方は以上になります。エンカレッジではガクチカの書き方講座などのイベントもやっています。
この記事を読んでまだ不安が残る方は担当メンターとの面談や、イベントへ参加を通じて、
満足のいくガクチカを書けるようにしてください!
また別の記事でお会いしましょう!

