
森達弥が語る!
“職種から”みる就活
Q. 見ていた業界と就活始めた時期を教えてください。
A.5月の終わりからはじめて、最終的にはメーカー、総合広告に絞っていました。
就活を始めた当初は自分のやりたいこと、興味の向いている方向性が定まっていなかったので、知っている企業を筆頭に、広告、メーカー、クレジット、コンサル、ITなど業界を絞らずに夏インターンの応募をした感じですね。しかし、12月から1月にかけて、メーカーの企画職や総合広告のプランナーなどに絞っていった感じです。
Q.企画の中でも特にこの分野みたいなのはあったんですか?
A. MaaS(※)に興味をもっていたので自動車メーカーなどは特に見ていましたね。
企画をするなら大きいものに携わりたいと考えていたことが自分の根底にありましたMaaSはまだ市場としてしっかりと整っていない、発展段階のところなので自分がそこに携われたらすごく面白いだろうなと思いました。また、地域貢献、地域活性化に興味があったことも大きかったですね。海外に旅行する経験も多くあって、その時に必要不可欠な交通分野、その中で不便なところなどを身近に感じていたというのもMaaSに興味を持ったきっかけにはなっていたと思います。
※MaaS…「Mobility as a Service(モビリティ・アズ・ア・サービス)」の略称で、鉄道・バス・タクシー・旅客船・旅客機・カーシェア・シェアサイクルなど複数の交通機関のサービスをひとつのサービスとして結び付け、人々の移動を大きく変える概念を指す。
Q.就活を通しての反省点はありますか?
A.もっとはやい段階から企業を絞り込んでいたらよかったかなとは思いますね。数を出すということはもちろん大事で、自分も数勝負だと思ってとにかくいろいろなところにESなどは提出していたんですけど、秋以降はある程度自分の志望する業界は絞れていたほうがよかったなとは思います。特に本選考に至っては、その業界ごとの特徴などがあって、絞り込んでいたほうが対策とかが進むと思うので。あとは、学生目線ではなく面接官の視点にたって考える意識をもっと前からとっていればよかったと思っています。これに関しては、一人で就活を進めるのではなく、人と面接練習をしたりすることで身につくと思います!
Q.業界を絞るきっかけとなったものは何だったんですか?
A.まずは、インターンシップに参加したことがありますね。その時にやっていることを楽しい、面白いと思えたんです。次に、自分の過去の経験を振り返ったときに、企画に携わる経験が多く、とてもやりがいを感じていることに気づきました。例えば、大学二年生の際に参加したマーケテイング系のビジネスコンテストや、長期インターンシップへの参加がこの過去の経験に当たりますね。
Q.最終的な就職先は職種希望で選んだんですか?
A.実は最終的には総合職で受けたところにいきます(笑)
本選考受けるところは企画・マーケティング職でほとんど絞って受けていて、総合広告の会社にプランナーで内定をいただいていたんですけど、最後の最後に、就活をこのまま終わらせていいのかなと思ってしまったんです(笑)そんな中、就活の相談に乗ってくれていた先輩が、入社後の会社で自分がつきたい職種の配属を勝ち取ったというお話を聞いて、そっちの方が面白そうと思ってしまったんですよね。自分の就活を職種固定で終わらせるより、配属されるまで就活するという感覚でいたほうが自分は楽しいなと思ったんです。幸いにも就職する会社はいろいろな事業をやっていて、MaaSにも力を入れている事業があったのでそこにいけるように配属を勝ち取るしかないなと思っています!!

数をこなした上で自分で考えることを大事にしてみてほしいです!就活をある程度進められている人だと、今の時期で自分が提出したESがある程度の量になっていると思うので、「受かったES」「落ちたES」を比べてみるなどして自分で研究してみてほしいです。エンカレ利用してくれている就活生はES添削などをお願いしている人たちが多いと思うんですけど、人にすぐ投げるのではなく、一度自分でできるところは自分でやってみてから添削をお願いすることをおすすめします!思考力を磨くことで面接の深堀への受け答え特訓にもなるんじゃないでしょうか!!

